キャバクラのメイン業務は、お客さんとお酒を飲みながら楽しくお喋りすること。
お仕事を細かく見ていくと、連絡先交換だったり、名刺渡しだったり、やるべき事が幅広いですね。
今回はキャバクラの仕事内容を一つずつ、分かりやすく解説します。
キャバクラの仕事内容とは?

お仕事の流れをザックリ説明します。
キャバクラ初心者の方は、なんとなくイメージが掴めればOKです。
初対面の挨拶
ボーイにお客さんの席を案内されるところから、お仕事がスタートします。
「はじめまして〇〇(名前)です。隣失礼します。」と言って、着席する流れです。
第一印象は結構大事なので、初対面で”笑顔“を忘れずに!
名刺を渡す
キャバ嬢の多くは自分用の名刺を作ります。
名刺を渡すタイミングは人によりますが、挨拶時に渡す人が多いですね。
両手で名刺を持って、読みやすいよう相手側に向けて渡すのがポイントです。
お酒をお伺いする
着席してからまず、お客さんに何のお酒を飲むか聞きます。
キャバクラは1セット料金で、ハウスボトル(焼酎・ウイスキー・ブランデー)が飲み放題。
ハウスボトルの場合、キャバ嬢自身がお酒を作りますね。
お酒作りは結構カンタンです。
ハウスボトルは3種類しかないので、何回かやればすぐに慣れます。
お客さんが注文した後、「私も一杯頂いても良いですか?」とおねだりしましょう。
お酒を奢ってくれる度に”ドリンクバック”が入るので、どんどんおねだりしましょう!(お酒の10%バック)
ハウスボトル以外の注文(カクテルなど)はボーイに任せます。
お酒を作る
ハウスボトルのお客さんに「濃いめor薄め」「水割りorロック」を聞きます。
その後、グラスいっぱいに氷を入れ、マドラーでかき混ぜます。かき混ぜて余った分のスペースに、もう一つ氷を足しましょう。
氷→お酒→水の順に注ぐ流れです。(濃いめはお酒2割ほど、グラス8〜9割くらいまでお水を入れる)
お客さんが好むお酒を覚えていると、気の利く子だと思われます。
余裕が出来たらで良いですが、お酒作りながら会話を振れるのがベストです。誕生日や記念日は、シャンパン(orワイン)を開けてもらえるチャンス!
水滴を拭く
お酒を作った直後は、グラスに水滴が付きやすいです。
水滴を拭いてからグラスを渡すのがマナー。
接客中にも水滴が付いてないか、お酒が減ってないかチェックします。
減ってきたら先ほどの要領で、お酒を注ぎ足しましょう。
お客さんと会話する
基本的にマンツーマンで、お客さんの隣に付いて接客します。
男性客はキャバ嬢と会話を楽しむために高いお金を払ってるので、その期待に答える接客を意識すべきです。
どの会話が正解とかないですが、とにかく楽しい時間を共有するのが大事。
お客さんに「楽しい」と思って貰うことで、次指名してくれる確率がグンッと上がります。
また相手のタイプに合わせることも重要です。
ノリの良いお客さんにはリアクションを大事に。静かな人には自分から話を振ってあげてください。
男性は自分を認めて欲しい生き物なので、褒めたり持ち上げるのが効果的です。
ちなみにですが、接客中にお客さんから手を触られる位は普通にあります…。過度なボディタッチや迷惑行為する客がいたら、ボーイが止めてくれるので安心しましょう!
何か困ったことがあったら、すぐにボーイを呼ぶのです!
タバコに火をつける
少数ですが、タバコを吸うお客さんもいます。
火力が強いと危ないので、いきなりお客さんの前で火をつけるのはNG。
自分の手元で一旦火を付け、そのままお客さんのタバコにつける流れです。(手で覆いながら)
ライターは自分用の可愛いモノを持参するのがおすすめ。
100均の安っぽいライターだと、女子力ゼロですからね。
お客さんを待たせないよう、すぐ取り出せる場所にライターをしまっておくとGOOD!
灰皿の交換
吸い殻の入った灰皿を交換するのも、キャバ嬢の仕事の一つ。
お店にもよりますが、2〜3本溜まったら交換する流れです。
吸い殻の溜まった灰皿の上に空の灰皿を被せ、テーブルの隅にどかします。
隅に置いた灰皿はボーイが片付けてくれるのでOKです!
テーブルマナー
客席の卓上を綺麗な状態にキープします。
テーブルの水滴、おしぼりの散乱、タバコの灰など、汚い状態はNGです。
お客さんは高い金を払ってるので、テーブルまでしっかり気を配る必要があります。
おしぼりを畳む、ボトルや氷などをお客さんから離すといったテーブルマナーを心掛けましょう。
最初のうちは先輩の動きを見て、どうやってテーブルを綺麗にしてるのか観察すると良いです。
連絡先交換
基本的にキャバクラでは、連絡先交換が必須。
キャバ嬢自ら、LINEを聞くのが常識ですね。
もし交換してないと、売り上げを出す気がないと見なされます。
指名くれなかった客でもLINE交換しときましょう。連絡先を聞くタイミングはいつでもOK。
営業メール
営業メールも指名を増やすための大事な作業。
一つ注意点として、ガツガツ営業しまくるのはNG。「今日来てよ!」など露骨に誘うと、嫌がられます。
まずはお店で楽しい時間を過ごせたことに対して、お礼を言ってください。その上で何気ない日常会話が出来ると好印象ですね。
それだけで向こうから指名くれたりします。相手を思いやったメッセージで男性心を掴むべし。
同伴
同伴とは、出勤前にお客さんと買い物したり食事にいくことです。食事後、お客さんと一緒に出勤します。
同伴すると高額バックを貰えますね。美味しいご飯屋さんまで奢ってくれるのでメリットが大きいです。
アフター
アフターとは、出勤終わりにお客さんと食事したりカラオケに行くことです。カラオケの場合、他のキャバ嬢とグループで行くパターンが多いですね。
アフターは同伴と違ってバックが出ないのですが、美味しいご飯屋さんに連れてってくれるメリットがあります。
またアフターすると、指名客に繋がりやすいのでオススメです。アフター嫌がる(早く帰りたい)キャバ嬢が多いので、できると差別化に繋がります。
ヘルプ業務
他のキャバ嬢のお客さんにつく子をヘルプと言います。
特に人気キャバ嬢は、指名が重なって席を外すことが多いです。そんな時にお客さんを1人にするのはマズイので、ヘルプがつきます。
ヘルプは指名で稼ぐことは出来ないものの、重要なポジションです。お客さんの気分を損ねて帰らせてしまったら、担当キャバ嬢に迷惑が掛かりますからね。
ヘルプだからと言っていい加減にやるのはNGです。信頼関係のためにも丁寧に接客しましょう!
トイレへエスコート
お客さんがトイレに行く時、場所を案内します。
慣れた客だと1人で行くので、その場合はトイレ前まで付いて行きます。
トイレから出てきたお客さんに、おしぼりを広げて渡しましょう。
お見送り
これ以上、延長せず帰るときはお会計です。
ボーイにチェック(お会計)を伝えます。
会計後、コートがある場合は、着せてあげてください。
キャバクラ店がビルの上階にある場合、エレベーター前までお見送りします。
まとめ

本記事の内容はいかがでしたか?
「キャバクラの仕事って大変そうだな…」と思われた方もいるかもしれません。
でもキャバクラで働くメリットは結構大きいです。
普段出会えない男性と出会えて、高額なお給料を貰えますからね。
また接客スキルや会話力を鍛えることも出来ます。
最初は大変かもしれませんが、まずは最低1ヶ月挑戦してみませんか?